設定したBOTが反応してくれません

このページは、AIアシスタントのChaakoが運営するチャットボットChaakoBotの使用説明です。

ChaakoBotが反応してくれない場合は、

  • Chaakoでの設定問題
  • OpenAIのAPIKeyに関連する問題
  • Line公式アカウントの設定に関連する問題(チャネルをLineに設定した場合)

が考えられますが、Chaako Botを利用するための事前準備通りに設定したのに、ChaakoBotが反応してくれない場合であれば、

  1. OpenAIのAPIKeyに関連する問題
  2. Line公式アカウントの設定に関連する問題(チャネルをLineに設定した場合)

のいずれ/両方が考えられます。

サポートアカウントまでご連絡いただければ、担当者が対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。

また、Line Developersの管理者権限をいただければ設定代行もいたします。

1.問題を特定する方法とコツ

まずは、ChaakoBOTへログインし、DashBoardの「ChatBOT一覧」の「アクション」という項目に「Usage」があります。「Usage」をクリックすると、ログを確認することができますので、送ったメッセージに対してAIがレスポンスしてくれているかどうかを確認しましょう。

AIがそもそもレスポンスしていない(ログがない)のであれば、「OpenAIのAPIKeyに関連する問題」である可能性は高いので、「OpenAI(ChatGPT)側での問題と確認」を参考に解決すると良いでしょう。

一方、AIはレスポンスしているのにチャネル側(LINE)に反映されていないのであれば、「Line公式アカウントの設定に関連する問題」だと考えられますので、「Line公式アカウントの設定に関連する問題と確認」をご参考ください。

なお、「OpenAIのAPIKeyに関連する問題」と「チャネル側(Line公式アカウント)の設定に関連する問題」が同時に発生する可能性は充分に考えられますので、

  1. OpenAIのAPIKeyに関連する問題
  2. チャネル側(Line公式アカウント)の設定に関連する問題

という順番で確認していきましょう。

2.OpenAI(ChatGPT)側での問題と確認

AIがそもそもレスポンスしていない(ログがない)のであれば、「OpenAIのAPIKeyに関連する問題」である可能性は高いので、以下を順に確認していきましょう。

–APIKeyを正しく設定しているか?

OpenAI(ChatGPT)より発行したAPIKeyを正しく設定しているかをご確認ください。できれば、コピペで設定しましょう。また、念のため、元のAPIKeyを削除して、新たに発行してから貼り付け直すことも検討してみましょう。

–OpenAIのAPIKeyレートリミットを確認してみよう

OpenAIのAPIKeyでは、アカウントのランクによってモデルの使用制限やレートリミットが設けられています。簡単にいうと、アカウントのランクによって使えるモデルと使用頻度の制限が設けられているということになります。

https://platform.openai.com/docs/guides/rate-limits

例えば、無料のFreeランクですと、GPT-3.5 Turboしか使えず、1分間3回、1日200回という制限が設けられています。

その次のランクである「Tier1」になりますと、最新のGPT-4oも使えるようになります。GPT-3.5 Turboは、1分間3,500回、1日10,000回まで解放されます(GPT-4oは、1分間500回までになります)。

Tier1へランクアップするには「5ドル」の残高を追加すればできるので、レートリミットや使えるモデルの制限から考えると、少なくとも「Tier1」へのランクアップをお勧めいたします。

ご自身のランクは、OpenAIの管理画面(ChatGPTではなく)へログインし、「Setting」>「Organization」>「Limits」より確認できます。

https://platform.openai.com/settings/organization/limits

–残高不足していないかを確認

もう一つの可能性は残高不足によりAPIの利用が制限されていることです。

OpenAIは、APIの支払い方法について、プリペイド(前払い)とクレジットカード請求(事後清算)の2つの方法を用意していますが、ディファルドはプリペイド(前払い)になりますので、残高が不足するとAPIの利用が制限されます。

–【TIPS】ランクの引き上げと残高を追加する方法

ランクを「Tier1」に引き上げる方法と残高を追加する方法は、

こちらの動画の最後の部分で説明しておりますので、ぜひご参考ください。

3.Line公式アカウントの設定に関連する問題と確認

AIはレスポンスしている(ログがある)のにチャネル側(LINE)に反映されていないのであれば、「Line公式アカウントの設定に関連する問題」だと考えられますので、以下を順に確認していきましょう。

–Line公式アカウントの応答設定を確認

Chaako Botを利用するための事前準備の「LINE側のその他設定」の画像と同じ設定になっているかを確認して見ましょう。

–WebhookURLの設定を確認

ChaakoBotのDashBoardより発行されたWebhook URLを、Line公式アカウントの管理画面もしくはLine Developersの「Messaging API」の項目にある「Webhook URL」に正しく設定しているかどうかを再確認してみましょう。

なお、Line Developersの「Messaging API設定」より設定した場合は、「検証」もできます。

–チャネルアクセストークンの設定

Line Developersの「Messaging API設定」の一番下に、「チャネルアクセストークン」という項目があります。ここで発行されているチャネルアクセストークンとChaakoBOTの「CHATBOT設定」に設定した「チャネルアクセストークン」が一致するかどうかを確認しましょう。

「再発行」ができるので、できれば、再発行してからコピペで設定し直しましょう。